gtag('config', 'AW-861191855'); 新規事業を見出すには、経営者は、まず肯定的に意見を聞くことを意識する

新規事業を見出すには、経営者は、まず肯定的に意見を聞くことを意識する

November 28, 2017

新規事業の成功確率については、様々なデータがある様ですが、一般的には、3割未満と言われています。

 

経営者の方が、トップダウンで推し進める場合はよいのですが、問題は、従業員の方から、新規事業の提案が出た場合に、どう向き合うかです。

 

社内で、新規事業に参入すべきか議論になった際、否定的な意見を言うのは、責任を取るリスクを負わないということと同じです。

 

何故ならば、新規事業を実際に実行して、上手くいかなかった場合、提案者は間違っていたという事で責任を取ることになりますが、一方実行しなければ、結果は出ないので、否定的な意見を言った人は、他の人が自社が実行した場合にうまく行ったという証明をすることが困難であるため、責任を取らなくて済むからです。

仮に他社がその事業に参入して成功しても、「自社は○○のため、上手く行かなかった」「あの時は、タイミングが悪かった」などと理由を付けて、逃げることができます。

 

また、議論する際に、新規事業が上手くいくという根拠を示すためには、多くの根拠を示す必要がありますが、否定するには、その内の1つの不明確な点を叩けば良いということになります。

 

日本の大企業の多くは、失敗は許されない文化で、敗者復活戦がないことに加え、安定した年功序列制度、終身雇用制度が無くなったことから、ずる賢いマネジメント層は、「否定した方が出世する」スパイラルに入っており、イノベーションが起きにくい風土になっています

 

風通しの良い中小製造業においては、大企業に多いポリティカルなマネジメント層は少ないと思いますが、経営者の方は、新しいことを提案してくる人材をまずは肯定的に受け止める風土を大事にして頂きたいと思います

 

京セラの創業者 稲盛 和夫さんも、数ある著書の中で、新規事業参入を検討する際には、社内で、論理的な人材より、多少、おっちょこちょいでもポジティブな人材を選んで検討させ、実際に事業化の検討を進めてお金が掛かる段階で、頭の良いロジカルな人材に精査させるべきであるという様なことを書かれています。

 

経営者の方が、「最終的に責任を取るのは私だ。何を従業員が無責任な事を言っている」と思いたくなるのはわかりますが、まずは、肯定的に受け止めることを意識していただくことが、貴社のビジネスのネタを増やし貴社の繁栄につながります。

 

また、求人が困難である中小製造業にとって、チャレンジできる風土造りは、古い体質の大企業との差別化になり、最終的には、優秀な人材の確保にもつながるものと思います。

 

最近は、毎日の様に、AI(人工知能)という言葉を目にする様になりましたが、精査はAIに任せ、人間はクリエイティブな仕事で付加価値を出して行かなければならないのではないでしょうか。

 

経営者の皆さまには、率先して、日本国内にこの環境を整える準備をして頂きたいと思います。

   

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株式会社バリューサーチ

代表取締役 今喜多 秀幸 

 

 

 

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